月、水〜金 | 9:00〜12:00 14:00〜18:00 |
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土、日 | 10:00〜14:00 |
火曜、祝日 第2・4日曜 |
休診日 |
お風邪の熱にはウィルスの増殖を抑えたり、抗体を増やすという良い作用もありますが、高熱によって不機嫌になったり、うなされて眠れないような時は、解熱剤(熱さましの飲み薬や坐薬)を使ってあげてください。
薬の効果で1〜2℃でも下がれば、大分楽になるので、その間に水分補給をしたり、ゆっくり休みましょう。
たとえ高い熱があっても、本人が遊べていたり、眠っているような時は、慌てて解熱剤を使わなくてもいいのですよ。
嫌がらなければ、脇の下や足の付け根など太い血管が走っているところを保冷剤で冷やしてあげると熱は下がりやすいです。
おなかに負担をかけないように、吐き気が治まるまでは固形物を食べるのはやめましょう。
脱水にならないように水分をとる必要がありますが、ほんの少しの量をこまめにとってください。(本人が欲しがるままにガブガブのむと、おなかに負担がかかりまた吐いてしまいます。気を付けながら与えてください。)
経口摂取を控えても、吐き気が治まらない時は、吐き気止めの坐薬を使ってみましょう。
お薬を使っても、水分が取れないくらい吐き気があるときは、点滴が必要な場合もあるので、クリニックにお越しください。
吐き気が治まった後も、しばらくは消化の良いお食事にしてあげましょう。
脂肪の多いお食事は控えて下さい。
下痢がひどいと脱水になることもあるので、水分はよくとりましょう。
下痢によって、おむつかぶれが悪化した時は、塗り薬を処方できますのでご相談下さい。
飲み薬の場合、飲んですぐ吐いた場合はもう一度飲んでもよいでしょう。
30分以上たってから吐いた場合は、吸収されているので追加で飲むのはやめましょう。
10〜20分位で吐いた時には、約半分の量を追加で飲んでも構いません。
坐薬の場合は、おしりの中に15分くらいとどまっていれば、吸収されます。
坐薬の形のまま出てきてしまった場合はもう一度挿肛しても構いませんが、溶けかかったりしていたら追加せずに様子を見ましょう。
海外旅行など長時間のフライトがある場合は、機内でなかなか寝付けず、ぐずったりしないように眠りやすくするお薬(病院では検査の時などに使う、比較的安全な眠り薬)を処方することも出来ます。
旅先での急な発熱、体調不良に備えた予備薬などについてもあわせてご相談下さい。